GLP-1糖尿病薬の個人輸入は危険?厚労省・学会の注意喚起と正しい入手方法|医療法人良樹会T内科クリニック堺院|堺市北区新金岡町の内科・訪問診療

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医療コラム

GLP-1糖尿病薬の個人輸入は危険?厚労省・学会の注意喚起と正しい入手方法|医療法人良樹会T内科クリニック堺院|堺市北区新金岡町の内科・訪問診療

GLP-1糖尿病薬の個人輸入は危険?厚労省・学会の注意喚起と正しい入手方法

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近年、GLP-1受容体作動薬はダイエット効果への注目が高まり、「個人輸入で安く手に入る」という情報がSNSや口コミを通じて広まっています。しかし、こうした動きに対して厚生労働省や日本糖尿病学会は繰り返し注意喚起を発信しており、国内での適正な入手方法が改めて問われています。

GLP-1受容体作動薬はもともと2型糖尿病の治療薬として開発・承認された医薬品であり、ダイエット目的での使用は本来の適応外にあたります。個人輸入品には品質・安全性の保証がなく、健康被害が発生した場合でも公的な補償制度の対象外となる点は見過ごされがちです。

この記事では、GLP-1受容体作動薬の概要から、個人輸入に関する注意喚起の内容、具体的なリスクまでを整理して解説します。

 

そもそもGLP-1受容体作動薬とは?ダイエット目的で使える?

GLP-1受容体作動薬は2型糖尿病の治療薬として開発された医薬品です。体重減少効果が注目を集めていますが、国内での位置づけや正確な仕組みを理解することが、安全な利用の前提になります。

 

GLP-1受容体作動薬の種類

GLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)は、食事をとったときに腸から分泌されるホルモンです。血糖値が上昇したときにのみインスリン分泌を促す仕組みを持つため、単独投与では低血糖を起こしにくい特性があります。GLP-1受容体作動薬はこのGLP-1の働きを模倣・強化する薬剤で、体内での分解を受けにくいよう構造を改変した製剤です。

現在日本国内で承認されているGLP-1関連薬(糖尿病・肥満症領域)は以下のとおりです。なお、日本国内でGLP-1 飲み薬として承認されている製剤は、2026年時点でリベルサス(セマグルチド)のみです。その他はすべて注射製剤となります。

 

商品名

一般名

剤形

用法

承認適応

ビクトーザ

リラグルチド

皮下注

毎日1回

2型糖尿病

オゼンピック

セマグルチド

皮下注

週1回

2型糖尿病

トルリシティ

デュラグルチド

皮下注

週1回

2型糖尿病

リベルサス

セマグルチド

錠剤(内服)

毎日1回

2型糖尿病

マンジャロ

チルゼパチド

皮下注

週1回

2型糖尿病
※GIP/GLP-1受容体作動薬

ウゴービ

セマグルチド

皮下注

週1回

肥満症(一定条件下)

ゼップバウンド 

チルゼパチド 

皮下注

週1回

肥満症(一定条件下) 

 

リベルサスは空腹時に少量の水で服用し、服用後30分は飲食を避ける必要があるなど服用条件が厳格です。その他の製剤と同様に、医師の管理下での使用が前提となります。

 

ダイエット目的は「適応外使用」

上記の薬剤のうち、2型糖尿病の治療薬として承認されているものについては、ダイエット・美容・痩身を目的とした使用は「適応外使用」にあたります。

適応外使用とは、承認された疾患・用途以外に薬を使用することです。日本糖尿病学会は2020年7月に最初の見解を発表し、2023年4月・同年11月と改訂を重ねており、「2型糖尿病を有さない日本人における安全性と有効性は確認されていない」と明示しています。

ウゴービについては2023年11月22日に肥満症を適応症として薬価収載され、2024年2月22日に発売されましたが、BMIや関連する健康障害に関する使用条件が厳格に定められており、条件を満たさない場合には保険適用外となります。

 

なぜGLP-1糖尿病薬の個人輸入に注意喚起が出ているのか

GLP-1受容体作動薬が広く知られるようになるにつれ、個人輸入による入手を試みるケースが増えています。

こうした状況に対して、複数の公的機関が注意喚起を行っているのには明確な理由があります。

 

適応外使用へのリスク

GLP-1とは?GLP-1受容体作動薬の作用機序•適正使用についても解説

画像引用:ディオクリニック

GLP-1受容体作動薬は糖尿病治療薬として承認された際の安全性データに基づいて管理されていますが、ダイエット目的での適応外使用においては、医師による適切な診察・判断なしに使用されることになります。

承認添付文書で注意喚起されている主な副作用は以下のとおりです。

 

  • 低血糖症状(脱力感・冷汗・動悸・顔面蒼白・振戦・頭痛・めまい・嘔気など)
  • 急性膵炎
  • 悪心・嘔吐・下痢・便秘・腹痛などの消化器症状
  • 胆嚢炎・胆管炎・胆汁うっ滞性黄疸

 

適応外では、既往歴や服用中の薬との相互作用を考慮せずに使用されるため、本来は禁忌にあたる患者が自己判断で使用してしまうリスクが生まれます。たとえばインスリンやSU薬と併用した場合、低血糖のリスクが大幅に高まることが知られています。

 

厚生労働省が個人輸入医薬品について注意喚起

厚生労働省は医薬品・医療機器等安全性情報において、GLP-1受容体作動薬の適応外使用について正式に注意喚起を行っています。

また、個人輸入医薬品全般に対しても「個人輸入において注意すべき医薬品等について」として継続的に警告を発しています。

厚労省が示している個人輸入医薬品全般に関するリスクは、以下の5点です。

 

  1. 品質の保証がない:日本の薬機法に基づく品質確認が行われていない
  2. 有効性・安全性が不明:国内で検証されていない製品が含まれる
  3. 副作用対応の困難:国内に事業者がなく、被害発生時の相談窓口がない
  4. 救済制度の対象外:健康被害が発生しても公的補償が受けられない
  5. 法的リスク:転売などの行為は薬機法違反

 

厚労省は「自己判断で使用すると重大な健康被害を生じるおそれのある医薬品は、数量にかかわらず医師の処方が確認できない限り一般の個人による輸入は認められない」と明記しています。

 

注意喚起されているGLP-1糖尿病薬を個人輸入するリスク

厚労省や日本糖尿病学会の注意喚起を踏まえ、GLP-1糖尿病薬を個人輸入した場合に想定される具体的なリスクを整理します。

 

偽造品・不純物混入の危険性

海外から個人輸入される医薬品には、正規品を装った偽造品が混入するリスクがあります。製造元・流通経路が不明な製品の場合、有効成分の含量が不正確であったり、製造環境が不衛生で細菌・不純物が混入していたりする可能性を排除できません。

WHOおよびFDA(米国食品医薬品局)も、GLP-1受容体作動薬に関連した偽造品の流通について国際的な警告を発しています。注射製剤の場合、偽造品を皮下に注射することは感染症や異物反応など、予期しない健康影響に直結する可能性があります。

国内で正規流通している医薬品は薬機法に基づき品質・有効性・安全性が担保されていますが、個人輸入品にはこれらの保証が一切ありません。「本物と同じ成分が入っているはず」という前提自体が確認不能である点が最大の問題です。

 

医薬品副作用被害救済制度の対象外

万一、薬の使用により健康被害が生じた場合、国内の正規医薬品であれば「医薬品副作用被害救済制度」(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構 / PMDA運営)への申請が可能です。この制度は医療費・障害年金・遺族年金などの給付を行う公的な救済制度です。

しかし、個人輸入された医薬品はこの救済制度の対象外とされています。これは、国内の薬機法に基づいて承認・承認された医薬品ではなく、日本の安全基準を満たしているか確認されていないためです。

つまり、個人輸入したGLP-1糖尿病薬による健康被害が発生した場合、補償を受けられる公的手段がなく、販売業者への連絡や補償の交渉を自力で行う必要があります。国内に拠点のない海外事業者との交渉は現実的に困難であることがほとんどです。

 

管理・品質が担保できない

GLP-1受容体作動薬の注射製剤の多くは、2〜8℃での冷蔵保管が必要な製剤です。正規の流通ルートでは温度管理が徹底されていますが、個人輸入の場合は輸送中に適切な温度管理が行われているかを確認する方法がありません。

常温にさらされた製剤は成分が変質・劣化している可能性があり、効果が得られないだけでなく、変質した成分が体内に入ることによる影響も否定できません。また、製剤を自己管理する際の手技・保存方法の指導が受けられない点も、注射製剤においては特に注意が必要です。

個人輸入では、用法・用量の正確な指導を受けることができず、自己判断での増減量が健康上の問題につながるリスクがあります。GLP-1受容体作動薬は少量から漸増する使用プロトコルが定められており、医師の管理なしに適切な使用を継続することは難しいといえます。

 

GLP-1糖尿病薬の個人輸入代行サイトは違法?

個人輸入代行サービスを利用してGLP-1薬を手に入れることを検討している方も少なくないでしょう。ただし「代行サービス=合法」とは一概に言い切れず、利用の目的・方法・その後の取り扱いによって法的な扱いは変わります。

 

個人輸入代行利用は違法ではないが制限あり

結論から言うと、自己使用目的に限り、かつ定められた数量の範囲内での個人輸入そのものは、薬機法上ただちに違法とはなりません。

ただし、この「合法の範囲」は非常に限定的です。

 

条件

内容

使用目的

自己使用のみ(第三者への提供は不可)

数量制限

外用剤・注射剤は1ヶ月分以内が目安(税関の運用基準による)

対象者

本人名義での輸入に限る

 

また、代行業者の側に違法性が生じるケースもあります。個人輸入の手続きを請け負う業務自体は許可不要ですが、薬機法第68条が定める「未承認医薬品の広告禁止」に違反する形で商品名・効果・金額を掲載している代行業者も多く存在します。

実態として代行業者が商品を一括仕入れし顧客に発送している場合は、輸入販売業の許可が必要となり薬機法違反に該当します。

 

転売・譲渡は薬機法違反

個人輸入した薬を、たとえ少量であっても他人に渡したり販売したりすることは、薬機法に違反する行為です。「余ったから友人に譲った」「SNSで安く分けてあげた」という行為も法律上は無許可販売と同じ扱いになります。

罰則の目安は以下のとおりです。

 

違反行為

罰則

無許可での医薬品の販売・授与

3年以下の懲役または300万円以下の罰金(薬機法第84条)

無承認医薬品の広告

2年以下の懲役または200万円以下の罰金(薬機法第85条)

 

「知らなかった」は免責事由にならない点にも注意が必要です。実際に2026年6月、SNSでマンジャロを無許可販売・保管したとして大阪府警が3人を書類送検した事案が報告されています。 

 

税関で没収されるケース

個人輸入を試みても、税関で止められて商品が届かないケースは珍しくありません。以下のような場合に没収・廃棄処分となる可能性があります。

 

  • 定められた数量を超えて輸入しようとした場合
  • 注射剤など管理上のリスクが高い剤形の場合
  • 成分や品質が確認できない製品の場合

 

没収された場合でも、大半の代行サイトは返金保証を設けておらず、代金が戻らないリスクが生じます。商品が届かないまま支払いだけが終わるトラブルは実際に起きており、税関通関の不確実性は個人輸入の大きなデメリットのひとつです。

 

個人輸入と正規のオンライン診療、費用の総額比較

「個人輸入のほうが安い」というイメージを持つ方は多いですが、表示価格だけを見て判断すると実際の総額とかい離することがあります。

 

個人輸入の表示価格に含まれないコスト

個人輸入代行サイトに表示されている価格は、薬剤の代金のみを示していることがほとんどです。実際には以下のコストが上乗せされます。

 

追加コスト

内容

国際送料

数百円〜2,000円以上(配送方法による)

関税

課税対象になる場合は薬剤代金の一定割合

没収リスク

届かなかった場合の損失(返金なし)

偽造品リスク

正規品でない場合、使用しても効果なし・健康被害の可能性

副作用時の医療費

健康被害が起きた場合の診察・治療費(救済制度の対象外)

 

このように、薬剤本体の料金だけではなく、送料や関税などもかかることになります。もっとも危惧すべきなのは、没収される対象となった際にそこまでかかった費用の返金がされないという点にあります。

これはすなわち、安く購入しようと個人輸入を利用した結果、お金だけが無くなってしまうという最悪のケースもあるということです。表示価格だけでなく、安全性や救済制度の有無まで含めたトータルコストで判断することが重要です。

 

オンライン診療の料金内訳

オンライン診療でGLP-1薬を処方してもらう場合の料金は、以下の項目から構成されます。

項目

内容

初診・再診料

クリニックによっては無料の場合もある

薬剤費

処方される薬の種類・用量による

配送料

無料〜1,100円程度(クール便の場合は高め)

血液検査費用

対面診療の場合、別途必要になることがある

 

クリニックによっては初回割引や定期便割引を設けており、継続利用を前提とした場合、オンライン診療のほうが個人輸入より総額が安くなるケースも多いです。加えて医師の管理下で服用できるため、副作用が起きた際の相談窓口が明確という点も大きな違いです。

 

個人輸入した薬で体調不良が起きたときの相談先

万が一、個人輸入したGLP-1薬を使用して体調不良が生じた場合、「どこに相談すればよいかわからない」という状況に陥る方も少なくありません。

 

医療機関への相談は今からでも遅くない

個人輸入した薬を使用したことを伝えることをためらう方もいますが、どの医療機関でも、使用した薬の入手経路に関わらず診察・治療を受けることができます。医師には守秘義務があるため、個人輸入であることを正直に伝えても不利益を受けることはありません。

むしろ、使用した薬の成分・用量・服用期間を医師に正確に伝えることが、迅速で適切な対応につながります。GLP-1受容体作動薬の副作用としては、吐き気・嘔吐・下痢などの消化器症状のほか、低血糖症状や急性膵炎のリスクもあります。

症状が軽くても「おかしい」と感じたら、自己判断で服用を続けず、早めに医療機関を受診してください。

 

あやしいヤクブツ連絡ネットの活用

あやしいヤクブツ連絡ネット

画像引用:あやしいヤクブツ連絡ネット公式

「あやしいヤクブツ連絡ネット」は、厚生労働省の管轄のもと一般社団法人偽造医薬品等情報センターが運営する公的な情報・相談窓口です。

 

項目

内容

サイトURL

https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp/

コールセンターTEL

03-5542-1865

受付時間

月〜金曜日(祝祭日除く)9:30〜16:00

主な機能

被害報告・相談受付、偽造医薬品情報の公開、注意喚起情報の発信

 

公式サイトでは、薬物名や製品名、商品名などのキーワードから情報を確認することができます。今回の個人輸入関連についても、各種リスクや健康被害についての情報を閲覧可能です。

体調不良が起きた場合の通報・相談だけでなく、怪しいサイトの情報提供窓口としても活用できます。

 

個人輸入に頼らずGLP-1糖尿病薬を受けるための正規ルート

個人輸入のリスクを知ったうえで、正規の方法でGLP-1薬を入手したいと考える方に向けて、利用できる具体的なルートを覚えておきましょう。

 

オンライン診療・対面診療を利用する

GLP-1受容体作動薬を安全に入手するためには、医師の診察を経て処方を受けることが大前提です。主な利用形式と特徴は以下のとおりです。

 

形式

メリット

デメリット

対面診療

詳細な診察・検査が可能。副作用時の対応も迅速

通院の手間・交通費がかかる

オンライン診療

自宅から受診可能。通院不要で継続しやすい

詳細な身体検査は対面ほど行えない場合がある

 

どちらの方法でも、医師が問診・状態確認のうえで処方を行うため、禁忌の見落としや不適切な用量の問題を防ぐことができます。また、正規処方によって入手した薬は、万が一副作用が生じた場合に医薬品副作用被害救済制度の対象となる可能性があり、補償面での安心感も大きく異なります。

 

信頼できるクリニックを選ぶポイント

数多くのオンラインクリニックが存在するなかで、適切な医療機関を選ぶ際は以下の点を確認することをおすすめします。

 

  • 医師による問診・診察が初診から必ず行われるか
  • 血液検査や禁忌の確認を実施しているか
  • 副作用が生じた際の相談・フォロー体制が明記されているか
  • 誇大広告や「必ず痩せる」といった断定表現を使っていないか
  • 料金体系が明確に提示されているか

 

「診察なし・即日発送」を売り文句にしているクリニックは、医療広告ガイドラインに抵触する可能性があり、医師の管理が十分でないケースがあるため注意が必要です。

 

おすすめのオンラインクリニック「ウェブクリ」

公式】ウェブクリ|オンライン診療で完結―予約・診察・お薬発送まで

画像引用:ウェブクリ

項目

内容

主な施術

メディカルダイエット(マンジャロ・GLP-1系薬剤)

料金の目安

8,938円→セール価格8,200円

モニター

なし

メンズ対応

あり

保険適用

なし(自由診療)

 

オンラインクリニックも検索すれば様々発見できると思いますが、中でもおすすめできるのが「ウェブクリ」です。

ウェブクリは、マンジャロをはじめとするGLP-1系薬剤を用いたメディカルダイエットに対応するオンラインクリニックです。料金は通常8,938円のところ、現在セール価格8,200円で受けられます。

男性の利用にも対応しており、性別を問わずオンラインで受診できる点は、クリニックへの通院に抵抗がある方にとって利用しやすい環境です。モニタープログラムの設定はないため、通常の診察・処方フローで進みます。

保険適用外の自由診療となりますが、医師の診察を経て処方される正規品である点は個人輸入との最大の違いです。副作用が生じた際も対応窓口があり、安心して継続しやすい環境が整っています。

 

GLP-1糖尿病薬の個人輸入に関するよくある質問(FAQ)

 

リベルサスの個人輸入は安全ですか?

リベルサスは、個人輸入代行サービスで取り扱われているケースがありますが、安全とは言い切れません。

品質や保管状態が保証されておらず、偽造品が混入するリスクがあります。用量の調整や副作用発生時のフォローが得られないため、医療機関での処方と比べて安全性は大きく低下します。

 

マンジャロは個人輸入できますか?

マンジャロを個人輸入で入手することは、実質的に極めて困難です。

「マンジャロ」と称して販売されている個人輸入品は偽造品の可能性が高く、有効成分が含まれていなかったり、異物が混入していたりするリスクがあります。マンジャロは現在、国内ではオンライン診療・対面診療を通じた正規処方でのみ安全に入手できます。

 

オオサカ堂は違法ですか?

オオサカ堂は個人輸入代行を行うサービスであり、利用者が自己使用目的で数量制限内の輸入代行を依頼する行為そのものは、直ちに違法とはなりません

ですが、未承認医薬品の広告を行っている場合は薬機法違反に該当する可能性があります。届いた薬の品質保証・安全性の保証もなく、健康被害が生じた場合の補償も受けられません。

 

個人輸入した薬で健康被害が出た場合の補償は?

個人輸入した薬による健康被害は、医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。

この制度は、国内で正規に承認・販売された医薬品の副作用による被害を救済するための制度であるため、未承認の輸入品は適用されません。海外の販売元に損害賠償を求めることも、言語・法律の違いから現実的には非常に困難です。

 

参考出典

厚生労働省「医薬品・医療機器等安全性情報 No.406」(2023年12月)
https://www.mhlw.go.jp/content/11120000/001177708.pdf

厚生労働省「医薬品等の個人輸入に関するQ&A」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/bukyoku/iyaku/kojinyunyu/faq.html

厚生労働省「個人輸入において注意すべき医薬品等について」
https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/kojinyunyu/050609-1.html

一般社団法人日本糖尿病学会「GLP-1受容体作動薬およびGIP/GLP-1受容体作動薬の適応外使用に関する日本糖尿病学会の見解」(2023年11月28日改訂)
https://www.jds.or.jp/modules/important/index.php?content_id=191

独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)「医薬品副作用被害救済制度」
https://www.pmda.go.jp/relief-services/adr-sufferers/0001.html

独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA)「対象除外医薬品等」
https://www.pmda.go.jp/relief-services/adr-sufferers/0044.html