【体験談】医療ダイエット経験者に独自インタビュー|総額・副作用・後悔のリアル|医療法人良樹会T内科クリニック堺院|堺市北区新金岡町の内科・訪問診療

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医療コラム

【体験談】医療ダイエット経験者に独自インタビュー|総額・副作用・後悔のリアル|医療法人良樹会T内科クリニック堺院|堺市北区新金岡町の内科・訪問診療

【体験談】医療ダイエット経験者に独自インタビュー|総額・副作用・後悔のリアル

「医療ダイエットって実際どうなの?」「総額はいくらかかった?」「後悔した人は何を後悔しているの?」と気になっていませんか。

ネット上には医療ダイエットの口コミやまとめ記事が数多くありますが、実際に受けた本人が、良かった施術も効果を感じにくかった施術も含めて語っている記事はほとんど見つかりません。

そこで編集部では、GLP-1から脂肪吸引まで5種類の施術を受け、総額約200万円弱をかけた20代女性に直接お話を伺いました。効果を感じた施術だけでなく、「やって後悔した施術」「表示価格の外にかかった費用」まで、包み隠さず語っていただいています。

お読みいただく前に

  • 以下はご本人の個人的な感想であり、効果や感じ方には個人差があります。特定の施術やクリニックを推奨するものではありません。
  • I.Mさんが受けた施術には、GLP-1受容体作動薬のように美容・痩身目的での使用が適応外使用にあたるものや、脂肪溶解注射のように国内で承認されていない医薬品が使われる場合があるものが含まれます。
  • 脂肪吸引は外科手術であり、当院で扱っている施術ではありません。
  • プライバシー保護のため、掲載名は仮名とし、通われたクリニック名は非公開としています。
  • 施術を検討される場合は、必ず医師の診察と説明を受けたうえでご判断ください。

医療ダイエットの体験談を語ってくれた方のプロフィール|編集部の独自インタビュー

今回お話を伺ったのは、2年以内にGLP-1・脂肪冷却・脂肪溶解注射・脂肪吸引という5種類の施術を並行して受けた20代女性のI.Mさんです。医療ダイエットの体験談としては施術の種類が多く、同じ方の基準で施術ごとの体感を比べられる点が特徴です。

編集部が2026年7月9日にオンラインで直接お話を伺い、その内容をもとに記事を構成しています。

I.Mさん

体験者
お話を伺った方:I.Mさん(20代・女性)
自己流のダイエットが続かず医療ダイエットへ/GLP-1・脂肪冷却・脂肪溶解注射などを経験/複数の医療機関に2年以内で通院

T内科編集部

聞き手(編集部)
聞き手:T内科クリニック編集部
医療ダイエットに関する記事を50本以上制作・更新している編集チームです。これまでに医療痩身経験者30名以上に独自調査を行い、実際に体験した人のリアルな声を記事に反映しています。

インタビュー実施概要

インタビュー実施概要

実施日2026-07-09
形式オンライン(Google Meet)
所要時間45分

①きっかけ|自己流ダイエットの限界から医療ダイエットを選んだ体験談

まずは、医療ダイエットを考えるようになったきっかけから伺いました。

T内科編集部
編集部

医療ダイエットを始めようと思ったきっかけを教えてください。

I.Mさん
体験者

もともと体型へのコンプレックスが強かったんです。学生時代に体のラインが出る服を着る機会が多くて、周りと比べてしまって。そこで気になる気持ちがどんどん募っていきました。

T内科編集部
編集部

ご自身でのダイエットは試されましたか?

I.Mさん
体験者

ジム通いと、独学の食事制限はひと通りやりました。ただ元々そんなに太ってはいなかったので、そこから一気に落とすとか、それ以上を目指すのが難しくて。最終的に医療に頼るしかないと思ったという感じです。

②受けた施術と体感|医療ダイエット体験談で分かった5施術のリアル

I.Mさんは5つの施術を受けているため、それぞれについて体感と副作用・ダウンタイムを伺いました。

GLP-1(リベルサス→マンジャロ)|食の好みが変わった

T内科編集部
編集部

GLP-1は何を使いましたか?

I.Mさん
体験者

最初は飲み薬のリベルサスを3ヶ月ほど使いました。そこからもう少し効果がほしくなって、注射のマンジャロに変えた感じです。

T内科編集部
編集部

リベルサスとマンジャロの違いはなんでしたか?

I.Mさん
体験者

リベルサスは、ずっと満腹感が続いているような感じでした。マンジャロに変えてからは気持ち悪くなることがあって、自然とサラダみたいなものを食べたくなるんです。ただ、お腹がすくと脂っぽいものが食べたくなるので、食の好みそのものが変わった感じですね。

T内科編集部
編集部

GLP-1の副作用はいかがでしたか?

I.Mさん
体験者

マンジャロでは気持ち悪さがありました。最初が一番強くて、そのあとは慣れて軽くなっていった感じです。

T内科編集部
編集部

その後、リバウンドはありましたか?

I.Mさん
体験者

社会人になってから、ストレスで爆食してしまうことはあります。ただ増えても少しで、あとはむくみ程度なので、放っておいてもすぐ戻ります。薬をやめた反動で食欲が爆発した、ということはありませんでした。

T内科編集部編集部ポイント

満腹感が続いたリベルサスに対し、マンジャロでは気持ち悪さが出る一方でサラダを欲するようになるなど、同じGLP-1でも薬剤によって体感が変わっています。体重の増減だけでなく食の好みそのものが変わったこと、やめたあとも大きく戻らなかったことが、今回の話のポイントです。

※美容・痩身目的でのGLP-1受容体作動薬の使用は適応外使用にあたり、2型糖尿病を有さない日本人での安全性と有効性は確認されていません(日本糖尿病学会)。上記は個人の経過で、効果やリバウンドには個人差があります。使用を検討する場合は必ず医師の説明を受けてください。

脂肪冷却|5施術の中で一番効果を感じられなかった

T内科編集部
編集部

脂肪冷却はいかがでしたか?

I.Mさん
体験者

受けた施術の中では、脂肪冷却が一番効果を感じられませんでした。施術の直後は引き締まったような感覚もあったんですが、あとから写真で見返すと変化が分からなくて…。決して安い施術ではないので、そこは後悔しています。

T内科編集部
編集部

施術中の感覚やダウンタイムはいかがでしたか?

I.Mさん
体験者

施術中は少し痛みがありました。ただダウンタイムはほとんどなく、そのあとの生活に困ることはなかったです。

T内科編集部編集部ポイント

ここで押さえておきたいのは、I.Mさんは脂肪冷却より先に脂肪吸引を受けているという点です。すでに皮下脂肪が減っている状態で受けたことや、期待していた変化の大きさ、施術回数などによって、体感は大きく変わります。効果の感じ方には個人差があり、この体感がそのまま当てはまるわけではありません。

脂肪溶解注射|腫れも効果も分かりにくかった

T内科編集部
編集部

脂肪溶解注射はどうでしたか?

I.Mさん
体験者

これも腫れも効果も、正直よく分かりませんでした。ただ自分でも思うのは、脂肪吸引をしたあとで、もう脂肪がない箇所に打ったんですよね。だから効果が出なかったのかもしれないな、と。

T内科編集部
編集部

脂肪吸引の効果が大きかったぶん、比べてしまった部分もありますか?

I.Mさん
体験者

それはあると思います。脂肪吸引の変化が大きすぎて、冷却や注射の効果を相対的に感じられなかったという面はありますね。

T内科編集部編集部ポイント

I.Mさんは脂肪溶解注射について、腫れも効果もよく分からなかったと語っています。注目したいのは、その理由をご本人が「脂肪吸引のあとで、もう脂肪がない箇所に打ったから」と振り返っている点です。さらに、脂肪吸引の変化が大きすぎて、冷却や注射の効果を相対的に感じられなかったとも話しています。同じ施術でも、受ける順番と組み合わせ次第で満足度が変わることが分かるエピソードです。

※脂肪溶解注射に使われる薬剤は、国内で薬機法上の承認を得ていないものが多いのが実情です。未承認の医薬品を用いる施術は国の副作用被害救済制度の対象外となるため、カウンセリングでは使用する薬剤名と承認状況、リスクを必ず確認してください。

脂肪吸引(顔・体)|一番やって良かったが、体はダウンタイムが最もきつい

T内科編集部
編集部

受けた中で「一番やって良かった」と思う施術はどれでしたか?

I.Mさん
体験者

顔の脂肪吸引です。顎下と頬、それに奥の脂肪も取りました。ダウンタイムがほとんどなくて、翌日から麻酔の感覚は残るものの普通に生活できて、軽くむくむ程度だったんです。それで変化もあったので、一番やって良かったと思っています。

T内科編集部
編集部

体の脂肪吸引はどの部位を受けられたのですか?

I.Mさん
体験者

二の腕、背中、胸、太ももなどお腹以外はほぼ全部です。お腹は元々くびれがあったので。一番変化を実感したのは、やっぱり脂肪吸引でしたね。

T内科編集部
編集部

体の脂肪吸引のダウンタイムは、具体的にどんな状態でしたか?

I.Mさん
体験者

丸1週間、ほぼ寝たきりで外出できませんでした。トイレもやっと、お風呂も難しくて、高いところの物も取れない。階段や歩くこと自体がつらい状態でした。

T内科編集部
編集部

そこから元の生活に戻るまではどのくらいかかりましたか?

I.Mさん
体験者

完全に戻るまでは約1ヶ月です。週1回インディバに通って柔らかくしてもらって、1ヶ月後にようやくピラティスができるようになりました。

T内科編集部
編集部

見た目や体調で、一番実感が大きかったのはどこですか?

I.Mさん
体験者

体重も落ちましたが、私はもともと体重より見た目を重視していました。変わったのは太もも・二の腕・顔で、足と顔がスッキリして想像通りになりました。

T内科編集部編集部ポイント

体験談はあくまで個人の経過であり、副作用の出方には個人差があります。脂肪吸引は外科手術であり、皮膚表面の凹凸や左右差、術後に組織が一時的に硬くなる拘縮などが起こりうる施術です。回復までの期間には個人差が大きく、I.Mさんのように完全復帰まで1ヶ月ほどかかる場合もあります。

ここまでの5施術について、期間・ダウンタイム・I.Mさんの実感を一覧にまとめました。

施術 期間・回数 ダウンタイム I.Mさんの実感
GLP-1 リベルサス(飲み薬) 約3ヶ月 軽微 満腹感がずっと続いている感じだった
GLP-1 マンジャロ(注射) 約3ヶ月 軽微(初期に気持ち悪さ) 気持ち悪さは出るが、サラダなどを欲するようになり食の好みが変わった
脂肪冷却 複数回 軽微(施術中に少し痛み) 5施術の中で一番効果を感じられず、後悔している
脂肪溶解注射 都度・複数回 軽微 腫れも効果も分かりにくかった
脂肪吸引・顔(顎下・頬・奥の脂肪) 複数回 ほぼなし(翌日から通常生活) 一番やって良かったと感じた
脂肪吸引・体(お腹以外ほぼ全部) 複数回 丸1週間は寝たきり/完全復帰まで約1ヶ月 最も変化を実感した一方、負担も最大

※I.Mさん個人の体感であり、効果・ダウンタイムには個人差があります。施術を受けた部位や時期、体質によって結果は異なります。

③費用|医療ダイエットの総額と体験談で分かった想定外の出費

もっとも気になるお金の話も、包み隠さず伺いました。I.Mさんの総額は約200万円弱で、その大半が脂肪吸引です。さらにネットの表示価格に含まれていなかった費用についても具体的に語っていただきました。

T内科編集部
編集部

最終的にかかった総額と、その内訳を教えていただけますか?

I.Mさん
体験者

全部合わせて200万円弱です。大半は脂肪吸引で、顔が56〜70万円くらい、それに奥の脂肪を取るのが1回20万円。体は部位によって10〜40万円で、脂肪溶解注射などは都度5万円ほどでした。

T内科編集部
編集部

「ここは想定外の出費だった」という点はありましたか?

I.Mさん
体験者

ネットに出ている価格は手術代・施術代だけなんです。そこに麻酔やガードル、薬などの追加費用がけっこう乗ってくるので、実際に払う額は思っていたより高く感じました。

T内科編集部
編集部

あとから不当に請求されたようなトラブルはありましたか?

I.Mさん
体験者

それはまったくありませんでした。多額請求とか、あとから追加で請求されたようなことは一切なかったです。

T内科編集部
編集部

費用対効果という点で、良かったと感じた施術はありますか?

I.Mさん
体験者

GLP-1ですね。ほかの施術に比べて費用が小さかったので、その点ではコスパは良かったと思います。

I.Mさんに伺った費用の内訳を表にまとめました。

施術 受けた場所 費用の目安 備考
顔の脂肪吸引(顎下・頬) 国内のクリニック 約56〜70万円 最初に受けた施術
奥の脂肪取り 国内のクリニック 約20万円/回 顔の脂肪吸引とあわせて実施
体の脂肪吸引 国内のクリニック 10〜40万円 部位により変動。お腹以外ほぼ全部
脂肪溶解注射・脂肪冷却 国内および韓国のクリニック 都度 約5万円 複数回に分けて実施
GLP-1(リベルサス・マンジャロ) 上記とは別の医療機関 他の施術より小さい I.Mさんは費用対効果が良いと評価
総額 約200万円弱 大半が脂肪吸引
表示価格に含まれない費用 要確認 麻酔・ガードル・薬など。日本・韓国とも共通

※I.Mさんが実際に支払った金額であり、医療機関ごとに価格設定は異なります。医療ダイエットは自由診療のため、費用は必ずカウンセリングで確認してください。

T内科編集部編集部ポイント

I.Mさんの話で最も参考になるのは、比較すべきは施術代の表示価格ではなく「麻酔・ガードル・薬などを含めた総額」だという点です。医療ダイエットは自由診療のため、同じ施術名でも医療機関ごとに価格設定や含まれる項目が異なります。見積もりの段階でどこまでが表示価格に含まれるのかを必ず確認してください。

④後悔・本音|医療ダイエットで後悔したことの体験談

ここが今回のインタビューで最も本音が出た部分です。I.Mさんの後悔は施術そのものではなく、クリニックの選び方と費用の積み上がり方にありました。

T内科編集部
編集部

もう一度選び直せるとしたら、何を変えたいですか?

I.Mさん
体験者

もっと多くのクリニックを比較すればよかった、というのが一番です。私はエリアで絞ってしまったんです。脂肪吸引のあとは動けないので、通いやすさを優先して。でも今思えば、もっと視野を広げるべきだったと思います。

T内科編集部
編集部

クリニックの決め手は「料金」とのことですが、200万円弱かかってしまったのは結果的ですか?

I.Mさん
体験者

安さで選んでいたつもりなんですけど、1個気になって解決すると、また次が気になって…。それが積み重なっていった結果です。ひとつずつは安く抑えたはずなのに、トータルではこうなりました。

I.Mさんが語った後悔の2つの内容

  1. クリニックをエリアで絞ってしまい、比較した候補が少なかった
  2. 安さを重視したつもりが「1箇所解決すると次が気になる」で総額が積み上がった

⑤これから医療ダイエットを受ける人へ|体験者からのアドバイス

最後に、これから医療ダイエットを検討する方へのメッセージを伺いました。

T内科編集部
編集部

クリニック選びで気をつけるべき点を教えてください。

I.Mさん
体験者

料金の安さだけで選ばないことだと思います。麻酔や薬の追加費用まで含めて確認したほうがいいです。それと、候補をエリアだけで絞らないこと。私はそこで後悔しました。

T内科編集部
編集部

不安が大きくて踏み出せない方には、どう伝えたいですか?

I.Mさん
体験者

「怖い」「ダウンタイムがきつそう」「元に戻らないんじゃないか」という不安は、私も全部ありました。私の場合は、一定期間の負担と、得られる変化を天秤にかけて決めました。精神的にも変化がありましたが、これは目的が私に合っていたからだと思います。だからこそ、ご自身の目的に合っているかどうかを先に考えてほしいです。

T内科編集部編集部より

I.Mさんの話から持ち帰れることは、次の3つです。

  • 料金は総額で比べる:表示価格ではなく、麻酔や薬などの追加費用まで含めて確認する
  • 薬と施術は別物:体への負担も効果の出方も続け方も違うので、目的と生活に合うほうを選ぶ
  • 効果を感じにくい施術もある:受ける順番や組み合わせによって体感は変わる

I.Mさんが「やって良かった」と語った理由も、効果の大きさではなく目的に合っていたからでした。体重を落としたいのか、部位の見た目を変えたいのかを整理したうえで、医師の診察と説明を受けて判断してください。

⑥体験談から編集部が考える医療ダイエットの選び方5つの注意点

I.Mさんの体験談から、これから医療ダイエットを検討する方が押さえておきたい注意点を編集部で5つに整理しました。いずれも「効果を出すコツ」ではなく「後悔を減らすための確認事項」です。

総額は「施術代+追加費用」で見積もる

I.Mさんは日本でも韓国でも、表示価格の外に麻酔・ガードル・薬などの費用が発生していました。医療ダイエットは自由診療のため、同じ施術名でも医療機関ごとに価格設定や含まれる項目が異なります。見積もりを取る段階で、どこまでが表示価格に含まれるのかを項目ごとに確認してください。施術別の相場は医療ダイエットの総額にまとめています。

エリアで絞らず候補を広げて比較する

通いやすさは重要ですが、エリアだけで候補を絞ると比較対象が減ります。一方でダウンタイムが長い施術ほど、術後に通えるかどうかの比重は上がります。施術ごとに「通いやすさをどれだけ優先するか」を変えて考えるのが現実的です。エリア別の比較は東京の医療ダイエットおすすめクリニック医療痩身のおすすめが参考になります。

効果を感じにくい施術もある前提で優先順位をつける

I.Mさんは同じ時期に5つの施術を受けていますが、体感には明確な差がありました。効果の感じ方には個人差があり、受ける順番や部位の状態によっても体感は変わります。まず何を変えたいのかを決め、思ったような変化が得られなかった場合の費用も含めて予算を考えておくと、後悔は小さくなります。

ダウンタイムの長さから逆算して時期を決める

I.Mさんの場合、体の脂肪吸引では丸1週間動けず、完全復帰までに約1ヶ月かかりました。脂肪吸引後は組織が一時的に硬くなる拘縮が起こり、見た目が安定するまでにさらに数ヶ月かかることもあります。期間には個人差があるため、施術を受ける前に「いつから普通に生活できるか」「見た目が安定するのはいつ頃か」を医師に確認し、仕事や予定から逆算して時期を決めてください。

症例写真とカウンセリングの説明を突き合わせる

I.Mさんが最も信頼できたと語ったのは、「あなたには必要ないところは必要ない」と伝えてくれた医師でした。必要以上の施術を勧めない説明は、判断材料として重要です。あわせて、未承認の医薬品や医療機器を用いる施術の場合は、その旨と国の副作用被害救済制度の対象外であることの説明があるかも確認してください。

カウンセリングで確認したい5つのこと

  1. 表示価格に含まれない費用(麻酔・ガードル・薬・アフターケア)はいくらか
  2. ほかの医療機関と比べた場合、総額でどう違うか
  3. 思ったような変化が出なかった場合、追加費用はどうなるか
  4. ダウンタイムはどのくらいで、いつから通常の生活に戻れるか
  5. 使用する医薬品・医療機器は国内で承認されているか、リスクは何か

医療ダイエットに関するよくある質問

最後に、医療ダイエットを検討するうえでよくある質問をまとめました。

Q.医療ダイエットは何ヶ月でどれくらい痩せますか?

A.施術の種類によって目安が異なります。GLP-1受容体作動薬は食欲が抑えられることで数ヶ月かけて体重が落ちていくのに対し、脂肪冷却は施術1ヶ月頃から変化が現れはじめ、2〜3ヶ月かけて徐々に皮下脂肪が減少していきます。脂肪溶解注射は複数回の施術が前提です。いずれも体質・施術内容・生活習慣によって変わるため、期間と回数の目安はカウンセリングで確認してください。効果には個人差があります。

Q.医療ダイエットで10キロ痩せることはできますか?

A.一律に「何kg痩せる」と保証できるものではありません。減量幅は元の体重・体脂肪率・受ける施術・食事や運動の習慣によって大きく変わります。とくに脂肪冷却や脂肪溶解注射は部分的なサイズダウンを目的とした施術で、全身の大幅な減量には向きません。体重を大きく落としたい場合は、医師と相談して治療方針を決めることが大切です。

Q.医療ダイエットは意味ないと言われることがありますが本当ですか?

A.「意味がない」と感じる背景には、施術の目的と期待のズレがあります。脂肪冷却や脂肪溶解注射は脂肪細胞に働きかける施術ですが、効果が現れるまでに数週間〜数ヶ月かかり、1回では見た目の変化を実感しにくいためです。仕組みと必要な回数を理解したうえで受けるかどうかを判断しましょう。

Q.医療ダイエットで一番効果がある施術はどれですか?

A.目的によって適した施術が異なるため、一番と断定できるものはありません。全身の体重を落としたい場合はGLP-1受容体作動薬などの内科的なアプローチ、気になる部位を狙いたい場合は脂肪冷却・脂肪溶解注射といった部分痩せの施術が選ばれます。「どこを、どのくらい変えたいのか」を先に整理してから相談すると、施術選びで迷いにくくなります。

Q.医療ダイエットの総額はどれくらいかかりますか?

A.医療ダイエットは自由診療のため、クリニックごとに料金が異なります。単発の施術は数万円から、複数回のコースでは数十万円になることもあります。1回あたりの料金ではなく、必要な回数を含めた総額で比較することが重要です。契約前に、施術の総額・分割払いにした場合の支払総額・追加費用の有無を書面で確認してください。

Q.医療ダイエットで表示価格以外にかかる費用はありますか?

A.クリニックによっては、表示されている施術料金のほかに、初診料・再診料・薬代・麻酔代・アフターケア費用などが別途かかる場合があります。カウンセリングの段階で「表示価格が総額かどうか」を確認しておくと、後から想定外の費用が発生するのを防げます。

Q.医療ダイエットで痩せない・効果がないことはありますか?

A.あります。施術の適応は部位や脂肪の状態によって変わり、皮下脂肪が少ない部位や内臓脂肪型の場合は変化を実感しにくい傾向があります。また、施術後に食生活が元に戻れば、残っている脂肪細胞が大きくなって体型が戻ることもあります。カウンセリングで自分の状態に合った施術かどうかを確認しましょう。

Q.医療ダイエットで後悔するのはどんなケースですか?

A.よく挙がるのは「料金を詳しく確認しないまま契約した」「通いにくい場所を選んで交通費と手間がかさんだ」といったケースです。施術そのものより、選び方と費用の見積もりに後悔が集まる傾向があります。①コース総額と追加費用 ②通院回数と通いやすさ ③副作用が出たときの対応、この3点をカウンセリングで確認しておくと後悔を減らせます。

Q.医療ダイエットのデメリット・危険性は何ですか?

A.施術によってダウンタイムやリスクは異なります。脂肪冷却では赤み・内出血・一時的な感覚の鈍さのほか、まれに施術部位の脂肪が硬く盛り上がる「逆説的脂肪過形成(PAH)」が報告されています。GLP-1受容体作動薬では吐き気・便秘などの消化器症状が比較的多く、まれに急性膵炎などの重い症状が起こることもあります。痩身目的での使用は適応外使用にあたり、重篤な副作用が生じても「医薬品副作用被害救済制度」の対象外となる点にも注意が必要です。

Q.医療ダイエットをやめた後にリバウンドしますか?

A.施術の種類によります。脂肪冷却や脂肪溶解注射は脂肪細胞の数を減らすためリバウンドしにくいとされますが、施術後に極端な過食や運動不足が続けば、残った脂肪細胞が大きくなって体型が戻る可能性があります。GLP-1受容体作動薬は薬を中止すると食欲が戻り、体重が再増加しやすいことが臨床試験でも示されています。

Q.医療ダイエットで部分痩せはできますか?

A.できます。脂肪冷却や脂肪溶解注射は、気になる部位の皮下脂肪に狙って働きかける施術です。運動や食事管理では落としにくい二の腕・お腹・太ももなどの部分痩せを目的とする場合に向いています。ただし、つまめる皮下脂肪があることが前提で、内臓脂肪には作用しません。

Q.GLP-1の飲み薬と注射では体感がどう違いますか?

A.内服薬(リベルサス)は毎日決まった時間に服用する必要があり、注射薬(マンジャロなど)は週1回の投与が一般的です。作用の強さや副作用の出方は薬剤・用量によって異なります。どちらが合うかは体質や生活スタイル、既往歴によって変わるため、必ず医師の診察を受けたうえで判断してください