マンジャロは痩せる注射って本当?効果・副作用・値段を医療情報にもとづき解説|医療法人良樹会T内科クリニック堺院|堺市北区新金岡町の内科・訪問診療

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医療コラム

マンジャロは痩せる注射って本当?効果・副作用・値段を医療情報にもとづき解説|医療法人良樹会T内科クリニック堺院|堺市北区新金岡町の内科・訪問診療

マンジャロは痩せる注射って本当?効果・副作用・値段を医療情報にもとづき解説

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「痩せる注射」というワードとともに、ここ数年で急速に認知度を高めているのがマンジャロです。医療ダイエットに関心のある層を中心に注目を集めていますが、日本で承認されている効能は2型糖尿病の治療であり、体重管理を目的とした使用は適応外(自由診療)となります。

しかし、注目度が高まる一方で「どんな薬なのか」「本当に効果があるのか」「副作用は安全か」「費用はいくらかかるのか」といった疑問を持つ方も多く、正確な情報を整理して理解できている人はまだ多くありません。

本記事では、医療情報をもとにマンジャロとはどのような薬なのか、減量効果のデータ、副作用の内容と頻度、そして費用の実態まで順を追って解説します。関心はあるけれど一歩踏み出せていない方、すでに検討中の方にとって、判断材料となる情報をまとめていますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

ダイエット目的でマンジャロを使用する場合について

  • 適応外使用です:マンジャロは日本では2型糖尿病の治療薬として承認された医療用医薬品で、ダイエット・美容目的での使用は承認された効能・効果の範囲外(適応外使用)となり、公的医療保険が適用されない自由診療です
  • 入手経路:国内で承認・流通している医薬品を、医師が診察のうえ処方します
  • 肥満症で国内承認されている薬:同じ有効成分(チルゼパチド)の製剤として、肥満症を効能・効果とする「ゼップバウンド」が国内で承認されています
  • 諸外国での状況:チルゼパチドは海外でも肥満症の治療薬として承認されています
  • 医薬品副作用被害救済制度:承認された効能・効果と異なる目的での使用は、原則として同制度の救済対象外です

効果・安全性には個人差があります。使用の可否は医師の診察により判断されます。

 

痩せる注射と話題のマンジャロとは

画像引用:ディオクリニック公式サイト

「痩せる注射」としてメディアやSNSに頻繁に登場するようになったマンジャロは、もともと糖尿病治療薬として開発・承認された薬剤です。

そのなかで体重減少効果が臨床試験で明らかになり、現在は医療ダイエットの領域でも広く用いられるようになっています。

 

マンジャロの正式名称と承認状況

マンジャロの一般名はチルゼパチドです。日本では日本イーライリリー株式会社が製造販売しており(ゼップバウンドは日本イーライリリーと田辺三菱製薬の提携により提供)、 薬剤分類としては「持続性GIP/GLP-1受容体作動薬」に位置づけられます。

 

時期

内容

2022年9月

2型糖尿病治療薬として厚生労働省が承認

2023年4月

糖尿病治療薬「マンジャロ」として日本発売

2024年12月

肥満症治療薬「ゼップバウンド」として承認

2025年3月

ゼップバウンドが薬価収載(保険適用開始)

2025年4月

ゼップバウンドが日本発売

 

現在、同じ有効成分チルゼパチドを含む製剤が糖尿病用の「マンジャロ」と肥満症用の「ゼップバウンド」という2つの製品名で存在しています。

2型糖尿病の治療を目的とする場合は保険診療の対象となりますが、ダイエット・美容目的でのマンジャロ使用は適応外となり、自由診療です。美容クリニック等で提供されているのは、この適応外使用を前提とした自費診療にあたります。

 

「痩せる注射」と呼ばれる理由

マンジャロが「痩せる注射」と呼ばれるようになった背景には、臨床試験で示された顕著な減量効果があります。

もともと人体には、食事をするとGLP-1とGIPという2種類のホルモンが消化管から分泌され、食欲の抑制・胃の排出速度の低下・インスリン分泌の促進などを担い、食後の満腹感をつくり出す役割を持っています。

マンジャロはこの2つのホルモンの受容体に同時に作用する「デュアルアゴニスト」と呼ばれる薬剤で、1種類のホルモン受容体にしか作用しない従来のGLP-1系薬より強い食欲抑制効果・体重減少効果が期待されています。

週1回の皮下注射という投与頻度のシンプルさも普及に拍車をかけており、強力かつ手軽であるという点が「痩せる注射」という呼称として一般に広まった主な理由と考えられます。

 

オゼンピック・ウゴービなど他のGLP-1系注射薬との違い

マンジャロと並んで「痩せる注射」として話題になる薬剤にオゼンピック・ウゴービ(いずれも一般名:セマグルチド)があります。

混同されやすい薬剤ですが、作用機序と承認状況に明確な違いがあります。

 

比較項目

マンジャロ(チルゼパチド)

オゼンピック / ウゴービ(セマグルチド)

作用機序

GIP + GLP-1(二重作動薬)

GLP-1のみ(単一作動薬)

製薬会社

イーライリリー

ノボ ノルディスク

投与頻度

週1回

週1回

糖尿病適応

あり(マンジャロ)

あり(オゼンピック)

肥満症適応

あり(ゼップバウンド)

あり(ウゴービ)

主な副作用

消化器症状(悪心・下痢等)

消化器症状(悪心・下痢等)

 

最大の違いは作用機序です。オゼンピック・ウゴービはGLP-1受容体にのみ作用するのに対し、マンジャロはGIPとGLP-1の両方の受容体に作用します。

この二重作用により、臨床試験上はマンジャロのほうが高い体重減少効果が報告されています。

 

マンジャロの効果|何キロ・何ヶ月で痩せるのか

マンジャロへの関心が高まる理由のひとつは、その減量効果の大きさにあります。

しかし「どのくらいの期間でどれほど痩せるのか」は、使用量や個人の体質によって幅があります。

 

臨床試験における減量効果

マンジャロの減量効果を示す代表的なデータは、イーライリリー社が実施したSURMOUNT試験シリーズです。

SURMOUNT-1試験では、糖尿病のない肥満・過体重の成人を対象に、チルゼパチドを最大72週間投与した結果が報告されています。

 

投与量

72週時点の平均体重減少率

5%以上の減量達成率

5mg

約15%

約85%

10mg

約19.5%

約89%

15mg

約20.9%

約91%

プラセボ

約3%

約35%

 

SURMOUNT-4試験では、36週間の投与期間全体での平均減量率は20.9%に達し、その後も投与を継続したグループでは体重の維持・さらなる減少が確認されています。

また、SURMOUNT-5試験では、チルゼパチドの平均体重減少は約22.8kgで、セマグルチドの約15.0kgを上回る結果が報告されています。

これらはいずれも欧米人を主な対象とした試験であり、体格や生活習慣が異なる日本人に同様の結果がそのまま当てはまるとは限りません。あくまで治療効果の参考値として理解しておくことが大切です。

 

1ヶ月・2ヶ月・長期使用での減量目安

マンジャロは投与開始直後から最大用量まで段階的に増量していく仕様です。そのため、使用開始から間もない時期と長期継続後では、体重変化のペースが異なります。

複数の医療機関が報告するデータおよびクリニックの実績をもとにした期間別の目安は以下のとおりです。

 

使用期間

目安の減量幅

主な特徴

1ヶ月目

1〜3kg程度

2.5mgの導入期。食欲の変化を感じ始める段階

2ヶ月目

累計3〜6kg程度

5mgへ増量。体重減少が本格化しはじめる

3ヶ月目

累計5〜10kg程度

体重の7〜10%減が報告される時期

6ヶ月以上

累計10kg超も

長期継続で臨床試験水準に近い減量が期待できる

※これらはクリニック報告に基づく目安であり、臨床試験の結果や効果を保証するものではありません。減量幅には大きな個人差があります 

 

1ヶ月目は「薬が効いていない」と感じる方も多い時期ですが、この段階は体を薬に慣れさせる「導入期」です。食欲の変化という形で効果が先に現れるケースが多く、「いつもなら食べ過ぎていた食事量で満足できた」という感覚が先行することがよくあります。

 

効果が出るまでの期間・効果を感じにくい人の特徴

マンジャロの効果が体感として現れはじめる時期は食欲の変化が最も早く、注射開始から数日〜数週間以内に「食欲が落ちた」「お腹が空きにくい」と感じる方が多いとされています。

一方、体重の数値に変化が現れるのはおよそ1〜2ヶ月目以降となるのが一般的です。

以下の特徴に当てはまる場合は、効果を感じにくいことがあります。

 

  • 食事量が薬の使用前からもともと少ない(食欲抑制の恩恵が出にくい)
  • 食欲は抑制されているが、食事内容(カロリー・糖質)が改善されていない
  • 運動量が極端に少なく、基礎代謝が低い状態が続いている
  • 副作用の消化器症状(悪心・嘔吐)が強く、用量を上げられていない
  • 使用期間が1ヶ月未満で、まだ導入段階にある

 

効果が出にくいと感じた場合でも、自己判断での中断や増量は避け、必ず処方した医師に相談することが重要です。

 

マンジャロを打っていい人・向かない人

マンジャロは誰でも使用できる薬ではなく、添付文書に定められた適応や禁忌があります。効果への期待から「とにかく試したい」と考える方も多いですが、自分の体質や既往歴と照らし合わせて判断することが前提です。

医師による問診・診察のうえで処方が行われるため、まずは現在の健康状態を把握しておくことが大切です。

 

使用が向いている人の特徴

クリニックによって処方基準は異なりますが、次のような状態にある方が処方対象として想定される傾向があります。

 

  • 2型糖尿病の診断を受けており、血糖コントロールを必要としている(保険診療の対象)
  • 食事・運動の改善と並行して取り組める
  • 週1回の自己注射を継続できる生活環境にある
  • 禁忌・慎重投与の項目に該当しない

 

「希望すれば誰でも打てる」ものではなく、あくまで医師が問診・検査を通じてトータルに判断するものです。体重やBMIだけで処方が決まるものではなく、既往歴や服用中の薬によっては処方を断られるケースもあります。

 

なお、体重管理のみを目的とする使用は適応外(自由診療)です。肥満症の治療として保険診療を希望する場合は、肥満症で承認されている「ゼップバウンド」が対象になるため、医師に相談してください。

 

使用できない・注意が必要な人

マンジャロには「禁忌(絶対に使用できない)」と「慎重投与(医師管理のもとで使用する)」が定められています。

 

使用できない人

  • チルゼパチド成分にアレルギーがある
  • 1型糖尿病の人
  • 糖尿病性ケトアシドーシス・糖尿病性昏睡の状態
  • 重症感染症にかかっている・手術等の緊急時 

 

    禁忌には該当しないものの、次に該当する場合は医師が経過を注意深く観察しながら投与を進める対象となります。

     

    慎重投与:特別な注意が必要な人

    • 膵炎の既往がある人
    • 重度の胃腸障害がある人
    • 糖尿病網膜症のある人
    • 胆石症・胆嚢炎の既往がある人
    • 高齢者(65歳以上)
    • 腎機能・肝機能が低下している人

     

    また、甲状腺髄様がんや多発性内分泌腫瘍症2型(MEN2)の家族歴がある場合も、投与は推奨されていません。インスリン製剤やSU薬(スルホニル尿素薬)との併用では低血糖リスクが高まるため、現在ほかの糖尿病治療薬を使用している方は必ず医師に申告してください。

     

    マンジャロの値段・料金相場

    マンジャロの費用は、用量・受診形式・クリニックの方針によって幅があります。「打ってみたいけど月々いくらかかるの?」という疑問は多くの方が持つ部分です。

    治療を継続するには費用の見通しを立てることが大切なため、ここでは相場感を整理します。

     

    用量別の料金相場

    マンジャロは2.5mgからスタートし、経過に応じて最大15mgまで増量していく使い方が標準的です。用量が上がるほど月額費用も増加します。

     

    用量

    1本あたりの目安

    月額目安(4本分)

    2.5mg

    7,000〜8,000円

    28,000〜32,000円

    5mg

    10,000〜13,000円

    40,000〜52,000円

    7.5mg

    16,000〜19,000円

    63,000〜74,800円

    10mg

    20,000〜24,000円

    79,000〜94,820円

     

    用量が増えるほど1mgあたりの単価は下がる傾向があり、まとめて3〜6か月分購入するプランでは15〜20%程度の割引が適用されるケースもあります。治療の継続を前提にするなら、単品での都度購入より定期購入プランの方がコストを抑えやすいといえます。

     

    オンライン診療と対面診療の料金差

    マンジャロはオンライン診療でも処方が可能です。対面と比較した際の費用感は以下の通りです。

     

    クリニック

    価格

    DMMオンラインクリニック

    10,500円~

    デジタルクリニック

    23,375円~

    リエートクリニック(対面)

    33,000円~

     

    このように、オンライン診療は診察料や交通費の観点でコストを抑えやすいという利点があり、忙しい方や近くにクリニックがない方に向いています。

    一方、対面診療では価格は高めになりがちですが、採血や体組成測定などの検査を同時に行える点や医師に直接相談できる安心感があります。

    初めての使用で体調管理に不安がある場合は、まずは対面診療でしっかり診察を受けてから、継続段階でオンラインに切り替えるという使い方が現実的です。

     

    マンジャロは保険適用になるのか

    マンジャロに関心を持つ方が必ず気になるのが、費用の問題です。薬そのものの効果への期待が高まる一方で、「実際いくらかかるのか」「保険は使えるのか」という点は、治療を始めるうえで無視できない要素です。

    保険の適用可否は治療目的によって明確に分かれており、事前に把握しておくことが重要です。

     

    保険適用となるケース

    日本においてマンジャロが保険適用となる絶対条件は、「2型糖尿病」と診断されていることです。ただし、診断を受けていれば自動的に適用されるわけではなく、以下の条件をすべて満たしたうえで医師が必要と判断した場合に限ります。

     

    条件

    内容

    疾患の診断

    医師から2型糖尿病と診断されていること

    基本治療の実施

    食事療法・運動療法を一定期間継続していること

    血糖コントロールの不十分

    食事療法・運動療法を行っても十分な血糖コントロールが得られていないこと 

    医師の判断

    薬物療法が必要と医師が判断していること

     

    一定期間、食事療法・運動療法を継続しても血糖コントロールが不十分と医師が判断した場合に、薬物療法の開始が検討されます。 

    保険適用時の費用目安(薬剤費の3割負担分)は、2026年8月の薬価改定(全規格25%引き下げ)により、用量2.5mg〜15mgに応じて4週間あたり約1,730円〜10,390円となっています。初回導入時は、在宅自己注射指導管理料や毎回の再診料・処方箋料・血液検査代が別途かかります。

     

    ダイエット目的は原則保険適用外である理由

    マンジャロは本来「2型糖尿病」の治療薬として国の承認を受けているため、純粋に体重を落としたい・体型を整えたいという理由では、公的な医療保険を使うことはできません

    この場合は自由診療となり、費用はクリニックによって異なります。一般的な相場は以下のとおりです。

     

    用量

    月額費用の目安(薬剤費)

    2.5mg

    約20,000〜30,000円

    5.0mg

    約30,000〜50,000円

    10mg以上

    約50,000円〜

     

    また、ダイエット・美容目的など承認外の用途でマンジャロを使用(自由診療)した場合、万が一重篤な副作用による健康被害が生じても、国の「医薬品副作用被害救済制度」の対象外となります。

    医療費控除の対象について

    医療費控除の可否は、マンジャロの使用目的が「疾患の治療」であるかどうかによって決まります。所得税法では、医師による診療や治療の対価であることが医療費控除の必須の前提条件として定められています。

     

    使用目的

    医療費控除

    2型糖尿病の治療(保険診療)

    対象

    医師が医学的に必要と認めた治療(自由診療)

    対象となる場合あり

    ダイエット・美容目的(自由診療)

    原則対象外

     

    美容やダイエットを目的とした自由診療での購入費用は、原則として医療費控除の対象にはなりません。2型糖尿病の治療など、医師が医学的に必要と認めた治療目的の場合にのみ適用される制度です。

    確定申告で医療費控除を申請したい場合は、処方を受けたクリニックに治療目的の確認と領収書の保管を忘れずに行ってください。

     

    マンジャロを安全に使うためのポイント

    マンジャロは医師から処方される医療用医薬品であり、使い方によって効果と安全性は大きく変わります。

    医師の管理なしに自己判断で使用してよい薬ではありません。

     

    医師の管理下で使用することの重要性

    マンジャロの使用において最も重要なことは、必ず医師の診察・管理のもとで使用することです。消化器症状や低血糖など、起こりうる副作用は個人差が大きく、自己判断では適切な対処が難しい場面が生じます。

    個人輸入やインターネット上での購入にも注意が必要です。マンジャロは医療用医薬品であり、個人輸入や通販サイトでの購入は偽造品・劣化品のリスクが高いと厚生労働省も注意喚起しています。

    以下のような点は、医師との連携が特に重要になる場面です。

     

    • 用量の調整:開始量も増量の可否も、体の反応を見ながら医師が診察のうえ判断するため、自己判断で変更しない
    • 中止のタイミング:急な自己中断はリバウンドや体調変化につながるため、必ず医師と相談して進める
    • 副作用への対応:吐き気・腹痛・倦怠感などが強い場合は早めに医療機関に連絡する
    • 他の薬との相互作用:糖尿病薬・降圧薬・脂質異常症の薬などを併用している場合は必ず申告する

     

    リバウンドを防ぐための生活習慣

    マンジャロを中止した後にリバウンドが起こる可能性があることは、臨床データでも示されています。リバウンドが起こる原因のひとつは、GLP-1を中止した後に食欲が戻り、摂取カロリーが増えることです。もうひとつは代謝の低下で、代謝が落ちると以前と同じ摂取カロリーでも体重が増えやすくなります。

    だからこそ重要なのは、マンジャロの使用期間中から生活習慣を整えておくことです。薬の効果に頼るだけでなく、並行して食事・運動・睡眠の習慣を少しずつ定着させていくことが、中止後の体重管理に直結します。

    具体的に意識したいポイントは以下のとおりです。

     

    • 1日の摂取カロリーを消費カロリー以内に収める食事管理
    • たんぱく質を毎食意識的に取り入れる(筋肉量の維持につながる)
    • 有酸素運動と筋力トレーニングを組み合わせて代謝を維持する
    • 7〜8時間の睡眠を確保する(睡眠不足は食欲増進ホルモンの分泌を促す)
    • 体重を毎日記録し、増加の兆候に早めに気づく

     

    マンジャロ(痩せる注射)に関するよくある質問

    Q.マンジャロは本当に痩せますか?

    A.臨床試験のデータでは、体重の有意な減少が確認されています。

    GIPとGLP-1の2つの受容体に作用するデュアルアゴニストとして、食欲抑制と血糖コントロールを同時に働きかける仕組みが特徴です。ただし効果には個人差があり、食事・運動などの生活習慣との併用が前提となります。医師の管理のもと適切に使用することが重要です。

    Q.マンジャロで痩せないのはなぜですか?

    A.主な原因は以下の3点が考えられます。

    • 食事量・内容が改善されていない
    • 現在の用量が身体に合っていない
    • 注射のタイミングや方法に誤りがある

    マンジャロはあくまで生活習慣改善のサポート薬です。投与中に効果を感じにくい場合は、自己判断で中断せず担当医に相談してください。

    Q.マンジャロの料金はいくらですか?

    A.自由診療のため医療機関によって異なりますが、注射薬1本(1週間分)あたりの目安は以下のとおりです。

    • 2.5mg:約4,000〜8,000円
    • 5mg:約8,000〜13,000円
    • 10mg以上:約15,000〜25,000円

    これに初診料・再診料・処方料が加算されるケースがほとんどです。月額では15,000〜50,000円前後が一般的な相場ですが、クリニックごとに料金体系が大きく異なるため、事前に確認することを推奨します。

    Q.マンジャロを打っていい人・向いていない人はどんな人ですか?

    A.医師の判断が前提ですが、一般的な目安は以下のとおりです。

    【向いている人】

    • 2型糖尿病の治療が必要な方(保険診療の対象)
    • 食事・運動の改善と並行して取り組める方
    • 週1回の自己注射を継続できる方

    ※体重管理のみを目的とした使用は適応外(自由診療)です。肥満症の治療として保険診療を希望する場合は、肥満症で承認されている「ゼップバウンド」が対象になります。

        【使用に適さない可能性がある人】

        • 妊娠中・授乳中の方
        • 甲状腺髄様癌の既往歴または家族歴がある方
        • 膵炎の既往がある方
        • 重篤な腎機能障害がある方
        • マンジャロの成分に対してアレルギーがある方

                上記に該当する場合は、必ず医師に申告したうえで判断を仰いでください。

                Q.マンジャロの欠点・リスクは何ですか?

                A.代表的な注意点は以下のとおりです。

                【よく見られる副作用】

                • 悪心・嘔吐・下痢・便秘などの消化器症状
                • 食欲低下による栄養不足

                  【まれに起こりうる副作用】

                  • 膵炎
                  • 低血糖
                  • 注射部位の発赤・かゆみ

                      【その他の欠点】

                      • 自由診療のため費用が継続的にかかる
                      • 投与をやめると体重が戻るケースがある
                      • 週1回の自己注射または通院が必要

                          副作用が気になる場合は自己判断で中止せず、必ず担当医に相談してください。

                          参考出典

                          電子添文改訂のお知らせ 持続性GIP/GLP-1受容体作動薬 チルゼパチド注射液(日本イーライリリー株式会社・田辺三菱製薬株式会社)
                          https://dsu-system.jp/dsu/336/1639/notice/notice_1639_20250417102654.pdf 

                          肥満症にも承認されたGIP/GLP-1受容体作動薬:日経メディカル
                          https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/series/drug/update/202502/587535.html 

                          SURMOUNT-4試験概要|メディカルオンライン
                          https://www.medicalonline.jp/review/detail?id=10029 

                          SURMOUNT-5試験 速報結果(イーライリリー・アンド・カンパニー公式プレスリリース)
                          https://mediaroom.lilly.com/PDFFiles/2025/25-01_com.jp.pdf