GERDとは胃食道逆流症の医療用語?その病態と分類をわかりやすく解説|医療法人良樹会T内科クリニック堺院|堺市北区新金岡町の内科・訪問診療

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医療コラム

GERDとは胃食道逆流症の医療用語?その病態と分類をわかりやすく解説|医療法人良樹会T内科クリニック堺院|堺市北区新金岡町の内科・訪問診療

GERDとは胃食道逆流症の医療用語?その病態と分類をわかりやすく解説

GERDという言葉を耳にする機会が増えているかもしれません。
この用語は、私たちの日常に影響を与える可能性のある、ある種の不調と深く関わっています。
胃酸が本来あるべき場所から食道へと逆流することで引き起こされる、あの不快な感覚。
それは単なる一時的な症状にとどまらず、医療現場では特定の病態を指す言葉として使われています。
GERDという言葉の正確な意味や、それがどのように理解されているのかを知ることは、ご自身の体調を把握する上で役立つでしょう。

GERDとはどのような医療用語か

GERDは胃食道逆流症の略称

GERDとは、「GastroEsophagealRefluxDisease」の頭文字をとったもので、日本語では「胃食道逆流症」と訳されます。
これは、胃の内容物が食道に逆流する現象、およびそれに伴って生じる病態を指す医学用語です。

胃酸逆流による病態を表す医療用語

この用語は、胃液、特に胃酸が食道へと逆流することによって引き起こされる、一連の身体的な状態や病態を包括的に表す際に用いられます。
食道の粘膜は胃酸から自身を守る構造になっていないため、胃酸にさらされることで様々な影響が出ることがあります。

胸やけなどの症状や炎症を指す

GERDは、胸やけや呑酸(酸っぱいものがこみ上げてくる感じ)といった特徴的な自覚症状を伴うことが多いです。
さらに、胃酸の逆流が続くと、食道粘膜にびらん(ただれ)や潰瘍といった炎症が生じることも、この用語が指し示す範囲に含まれます。

GERDはどのように分類されるか

GERDは逆流性食道炎とNERDに分類される

GERDの病態は、その症状の有無や、食道粘膜に見られる変化によって、主に「逆流性食道炎」と「NERD(Non-ErosiveRefluxDisease)」の二つに分類されます。
この分類は、診断や治療方針の決定において重要となります。

NERDは症状のみのタイプ

NERDは、食道粘膜にびらんや潰瘍といった明らかな炎症や損傷が見られないにも関わらず、胸やけなどの自覚症状が現れる状態を指します。
症状があるにも関わらず、内視鏡検査では異常が見られないのが特徴です。

炎症を伴うタイプもある

一方、食道粘膜に胃酸によるびらんや潰瘍といった炎症が確認されるタイプも存在します。
これは一般的に「逆流性食道炎」と呼ばれ、症状を伴う場合もあれば、症状がない場合(無症候性逆流性食道炎)もあります。

まとめ

GERDとは、「GastroEsophagealRefluxDisease」の略称であり、胃酸を含む胃の内容物が食道へ逆流する病態を指す医療用語です。
この逆流によって、胸やけなどの不快な症状が現れたり、食道粘膜に炎症が生じたりすることがあります。
GERDは、食道粘膜に明らかな炎症が見られない「NERD(非びらん性胃食道逆流症)」と、炎症が確認される「逆流性食道炎」に大別され、症状の有無や炎症の有無によってさらに細かく理解されています。