抗生物質とヨーグルトの食べ合わせは?注意したい薬も解説|医療法人良樹会T内科クリニック堺院|堺市北区新金岡町の内科・訪問診療

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医療コラム

抗生物質とヨーグルトの食べ合わせは?注意したい薬も解説|医療法人良樹会T内科クリニック堺院|堺市北区新金岡町の内科・訪問診療

抗生物質とヨーグルトの食べ合わせは?注意したい薬も解説

抗生物質を服用しているとき、ヨーグルトを食べてもよいのか気になることがあります。
多くの場合、ヨーグルトを食べること自体に問題はありません。
ただし、抗菌薬の種類によっては、ヨーグルトに含まれるカルシウムなどが薬の吸収に影響する可能性があります。
そのため、すべての抗菌薬とヨーグルトの食べ合わせを一律に「問題ない」と判断するのは適切ではありません。
ここでは、抗生物質とヨーグルトの食べ合わせや、服用中に確認しておきたいポイントを解説します。

抗生物質とヨーグルトの食べ合わせ

一般的な抗菌薬の多くは、ヨーグルトを含む通常の食事と一緒に摂取できます。
一方で、一部の抗菌薬では牛乳やヨーグルトなどに含まれるカルシウムなどのミネラルと薬の成分が結びつき、消化管からの吸収が低下することがあります。
該当する可能性があるのは、一部のテトラサイクリン系抗菌薬やニューキノロン系抗菌薬などです。
食事との間隔についても薬によって異なるため、「必ず2〜3時間空ける」と一律に考えず、処方時の説明や薬の説明書に従いましょう。
薬の名前が分からない場合は、医師や薬剤師へ確認すると安心です。

抗生物質による腸内環境への影響

 

下痢などが起こることがある

抗菌薬は感染症の原因となる細菌に作用しますが、腸内細菌にも影響を与えることがあります。
その結果、服用中や服用後に下痢などの消化器症状が現れる場合があります。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌などのプロバイオティクスについては、抗菌薬の使用に伴う下痢の予防に役立つ可能性が研究されています。
ただし、ヨーグルトを食べれば必ず下痢を防げるわけではなく、製品に含まれる菌株などによっても違いがあります。

抗生物質の服用中に注意すること

 

自己判断で服用方法を変えない

ヨーグルトを食べているからといって、処方された抗菌薬を減らしたり、中断したりしてはいけません。
薬は医師や薬剤師から指示された用法・用量を守って使用することが大切です。
また、乳酸菌を含むヨーグルトを抗菌薬と必ず時間をずらして食べる必要があるとは限りません。
時間を空ける必要があるかどうかは、服用している抗菌薬と食品との相互作用を確認して判断します。

強い下痢などがあれば相談する

抗菌薬の服用中に下痢が起こっても、自己判断で薬を中止するのは避けましょう。
下痢が続く、回数が多い、血便や強い腹痛、発熱などを伴う場合は、医療機関へ相談してください。
また、ヨーグルトとの食べ合わせや服用時間に疑問がある場合も、処方された薬の名称を伝えて医師や薬剤師に確認しましょう。

まとめ

抗生物質とヨーグルトの食べ合わせは、多くの場合問題ありませんが、薬の種類によって注意が必要です。
一部の抗菌薬では、ヨーグルトに含まれるカルシウムなどによって薬の吸収が低下する可能性があります。
そのため、「必ず同時に食べる」「必ず2〜3時間空ける」と一律に決めず、処方された薬ごとの指示を確認しましょう。
ヨーグルトなどのプロバイオティクスが抗菌薬による下痢の予防に役立つ可能性はありますが、必ず効果が得られるわけではありません。
食べ合わせや服用方法が分からない場合は、医師や薬剤師へ相談することが大切です。