インフルエンザ検査は発熱から何時間が最適?偽陰性を避けるポイントも紹介!|医療法人良樹会T内科クリニック堺院|堺市北区新金岡町の内科・訪問診療

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医療コラム

インフルエンザ検査は発熱から何時間が最適?偽陰性を避けるポイントも紹介!|医療法人良樹会T内科クリニック堺院|堺市北区新金岡町の内科・訪問診療

インフルエンザ検査は発熱から何時間が最適?偽陰性を避けるポイントも紹介!

急な発熱や体調不良は、日々の活動を中断させ、不安な気持ちにさせるものです。
特に冬場や季節の変わり目には、インフルエンザの流行が懸念されるため、症状が出た際に「いつ検査を受ければよいのか」と迷う方も少なくありません。
正確な診断は、適切な治療への第一歩であり、合併症の予防や周囲への感染拡大を防ぐためにも非常に重要です。
適切なタイミングで検査を受けることが、健康を守る上で鍵となります。

インフルエンザ検査を受けるべきタイミング

発熱後12〜24時間経過してから検査を受ける

インフルエンザウイルスの検査は、体内のウイルス量を検知することで診断を行います。
インフルエンザウイルスは感染後、体内で急速に増殖しますが、検査で陽性反応が出るだけの十分な量になるまでには、ある程度の時間が必要です。

一般的に、発熱してから12時間から24時間程度経過した段階が、ウイルス量が検査で検知しやすくなる目安とされています。
この時間帯に検査を受けることで、より正確な結果が得られる可能性が高まります。
発熱の初期段階では、まだウイルス量が少なく、検査をしても陰性(インフルエンザではない)と判定されてしまう「偽陰性」のリスクが考えられます。

早すぎる検査は偽陰性のリスクがある

発熱してから間もない時間帯、例えば発熱した直後や半日程度でインフルエンザ検査を受けても、ウイルス量がまだ検出限界以下であるために陰性と判定されることがあります。
これが「偽陰性」と呼ばれる状態です。
偽陰性であった場合、インフルエンザに感染しているにも関わらず、診断がつかないまま適切な治療が遅れてしまう可能性があります。
その結果、症状が悪化したり、周囲に感染を広げてしまったりするリスクが高まるため、発熱したからといってすぐに検査を受けるのではなく、ある程度の時間経過を待つことが推奨されます。

症状が重ければ医師に相談して検査時期を決める

高熱が続く、呼吸が苦しい、意識がもうろうとする、といった重篤な症状が見られる場合は、インフルエンザ以外の病気の可能性も考慮する必要があり、またインフルエンザであっても重症化しているリスクが考えられます。
このような状況では、自己判断で検査のタイミングを待つのではなく、速やかに医療機関を受診し、医師に症状を詳しく伝えることが最も重要です。
医師は患者さんの状態を総合的に判断し、検査の必要性や、もし必要であればその最適なタイミングについて指示を出します。
迅速な診察と適切な処置が、重症化を防ぐために不可欠です。

インフルエンザとコロナの流行期への備え

インフルエンザとコロナの予防接種

インフルエンザと新型コロナウイルス感染症は、いずれも流行期には多くの人々が感染し、重症化するリスクを伴います。
これらの感染症の流行に備える上で、最も効果的な対策の一つが予防接種です。
インフルエンザワクチンと新型コロナワクチンの両方を接種することで、それぞれの感染による重症化や、両方に同時に感染した場合の重症化リスクを大幅に低減することが期待できます。
また、ワクチン接種は、万が一感染した場合でも、症状を軽症に抑え、回復を早める助けとなります。
流行シーズンが始まる前に、計画的に予防接種を受けることを強く推奨します。

日頃から感染対策を徹底

インフルエンザや新型コロナウイルスをはじめとする感染症から自身と周囲を守るためには、日頃からの地道な感染対策の徹底が不可欠です。
石鹸を使った丁寧な手洗いや、うがい、咳エチケットとしてマスクを着用すること、定期的な室内の換気、そして人混みを避けるといった基本的な行動は、ウイルスの体内への侵入や他者への拡散を防ぐ上で極めて有効です。
これらの感染対策は、特別なことをする必要はなく、日常生活の中で習慣づけることで、感染症のリスクを継続的に低減させることができます。

早期発見・早期治療

インフルエンザや新型コロナウイルス感染症においては、発症から早期に診断を受け、適切な治療を開始することが、重症化を防ぐ上で非常に重要となります。
特に抗インフルエンザウイルス薬や新型コロナウイルスの治療薬は、発症から48時間以内などの限られた期間内に服用を開始することで、その効果が最大限に発揮されるとされています。
体調に異変を感じたら、早めに医療機関を受診し、医師の診断と指示に従って治療を受けることが、合併症の予防や早期回復に繋がります。

まとめ

インフルエンザの検査を受ける最適なタイミングは、発熱してから12時間から24時間程度経過した後であり、それ以前に検査を行うとウイルス量が不足して偽陰性となるリスクがあります。
しかし、高熱などの重い症状がある場合は、自己判断せず速やかに医師に相談することが重要です。
インフルエンザやコロナウイルスの流行期に備えるためには、予防接種による重症化予防、日頃からの手洗いや換気といった感染対策の徹底、そして体調不良時の早期発見・早期治療が、重症化リスクを低減する上で極めて重要となります。
これらの対策を講じることで、健康を守り、安心して季節を乗り越えましょう。