インフルエンザ予防接種の効果はいつからいつまで?期間も解説
- 2026年2月27日
- お知らせ
今年もインフルエンザの流行シーズンを迎え、すでに各地で感染が報告されています。
2月から3月にかけては流行のピーク、または終盤にあたることも多く、引き続き注意が必要な時期です。
すでに予防接種を受けた方もいれば、「今からでも接種する意味はあるのだろうか」と迷われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ワクチン接種を行う時期や、どのくらいの期間効果が期待できるのか、その仕組みを正しく知っておくことは、流行期後半の感染対策としても非常に重要です。
今回は、インフルエンザ予防接種の持つ効果と、流行期における接種の考え方について、分かりやすく解説します。
インフルエンザ予防接種の効果とは
発症と重症化を抑える
インフルエンザ予防接種の主な目的は、ウイルスへの感染による「発症」を抑えること、そして万が一感染した場合でも「重症化」を防ぐことです。
特に、高齢者や基礎疾患をお持ちの方、小さなお子様などは、インフルエンザにかかると重症化するリスクが高まる傾向があります。
流行が続いている2月~3月においても、ワクチン接種によって重症化リスクを低減させることが期待できます。
接種後約2週間で効果が出る
インフルエンザワクチンを接種しても、すぐに免疫ができるわけではありません。
ワクチンを体内に接種すると、体がウイルスの一部を異物と認識し、抗体を作り始めます。
この抗体が十分に作られるまでには、一般的に接種してから約2週間かかると言われています。
そのため、流行期であっても、今後の感染リスクに備える目的で接種を検討する意義はあります。
効果は5ヶ月ほど持続する
インフルエンザワクチンの効果は、接種してから個人差はありますが、平均して約5ヶ月ほど持続すると考えられています。
流行シーズン中に接種した場合でも、その後の流行終盤や次のシーズンに向けた備えとして一定の効果が期待できます。
ただし、年齢や体質によって持続期間には差が見られることがあります。
また、インフルエンザウイルスは毎年その性質を変えるため、効果を得るためには原則として毎年の接種が推奨されています。

インフルエンザ予防接種の接種時期と期間
10月から11月が接種推奨時期
インフルエンザ予防接種は、例年の流行時期を見据え、10月から11月にかけて行うことが基本的な推奨時期とされています。
これは、ワクチン接種後に十分な免疫が形成されるまで約2週間かかるため、流行が本格化する前に備える目的があります。
ただし、2月~3月であっても流行が続いている場合には、接種による重症化予防の効果が期待できます。
流行ピークに合わせる効果期間
インフルエンザワクチンの効果は、接種後2週間から4週間ほどで高まり、その後徐々に低下していきます。
本来は12月から3月にかけた流行ピークを見据えて接種時期を調整することが理想とされています。
流行期後半であっても、今後の感染や重症化リスクを考慮し、医師と相談のうえ接種を検討することが大切です。
13歳未満は2回接種の場合あり
13歳未満のお子様は、免疫システムがまだ十分に発達していないため、1回の接種では十分な免疫が得られない場合があります。
そのため、通常は2回の接種が必要とされています。
2回の接種間隔は、通常4週間以上あけて行われます。
一方、13歳以上の方は原則として1回の接種で十分な効果が期待できますが、個人の免疫状態や流行状況によっては医師の判断で追加接種を検討することもあります。

まとめ
インフルエンザ予防接種は、発症や重症化を防ぐための有効な感染対策のひとつです。
効果が現れるまでには接種後約2週間かかり、その効果は約5ヶ月間持続すると言われています。
基本的には10月から11月の接種が推奨されていますが、流行が続く2月~3月であっても、重症化予防の観点から接種を検討する意義はあります。
特に13歳未満のお子様は、2回の接種が必要となる場合があります。
ご自身やご家族の体調、生活環境に合わせて、適切な感染対策を行い、インフルエンザシーズンを安全に乗り切りましょう。
