コロナ予防接種の効果とは?感染リスク低減と重症化予防効果の持続期間を解説
- 2026年2月8日
- お知らせ
新型コロナウイルスの流行は、私たちの生活に大きな影響を与えましたが、その経験を通じて健康管理への関心は一層高まりました。
感染症対策の有効な手段として、予防接種は引き続き重要な役割を担っています。
では、具体的にどのような効果が期待でき、その効果はいつまで続くのでしょうか。
コロナ予防接種で得られる効果
感染リスクを減らす
予防接種を受けることで、新型コロナウイルスに感染する可能性を低くすることが期待できます。
ワクチンは、体内にウイルスの断片や無毒化したウイルスなどを投与することで、免疫システムにウイルスへの対応を学習させ、抗体を産生させる働きがあります。
これにより、実際のウイルスが体内に入ってきた際に、速やかに排除する準備が整っている状態を作り出します。
感染の機会を減らすことは、日々の生活を安心して送る上で大きな助けとなります。
さらに、マスク着用や手指衛生といった基本的な感染対策と併用することで、個人レベルでの感染予防効果を一層高めることができます。
重症化リスクを低減する
感染した場合でも、重症化したり、入院したりするリスクを抑える効果が報告されています。
最新の報告では、特定の系統に対応したワクチンが、入院を約45%から70%程度予防する効果を示したとされています。
これにより、重い症状に至る可能性を減らすことが期待できます。
重症化とは、単に症状が重いだけでなく、肺炎の悪化、急性呼吸窮迫症候群(ARDS)、血栓症、多臓器不全、さらには死に至るような深刻な状態を指します。
ワクチンは、これらの重篤な病態への進行を抑制する上で有効であり、特に高齢者や基礎疾患を持つ方々にとって、その恩恵は大きいと考えられています。

コロナ予防接種の効果はいつまで持続するか
一般的に約半年持続する
新型コロナワクチンの効果は、一般的に接種後約半年程度持続すると言われています。
研究によると、半年を過ぎると発症予防効果や重症化予防効果が低下する傾向にあることが示されています。
これは、ワクチンによって誘導された抗体価が時間とともに自然に減少していくためです。
そのため、効果を維持するためには、定期的な追加接種が推奨されています。
追加接種(ブースター接種)は、低下した免疫レベルを再び引き上げ、感染や重症化に対する防御力を回復させることを目的としています。
個人差で持続期間は変動する
ただし、ワクチンの効果が持続する期間は、個人の状況によって変動します。
年齢や、基礎疾患の有無などが、効果の持続期間に影響を与える要因として挙げられます。
例えば、高齢の方や、免疫系に影響する病気をお持ちの方では、効果の現れ方や持続期間が異なる場合があります。
加齢による免疫機能の低下(免疫老化)や、糖尿病、心血管疾患、慢性腎臓病、自己免疫疾患などの基礎疾患、あるいは免疫抑制剤の使用などは、ワクチンに対する免疫応答の強さや持続性に影響を与える可能性があります。

まとめ
新型コロナウイルス予防接種は、感染リスクを低減するだけでなく、万が一感染した場合の重症化リスクを抑える効果が期待されています。
効果の持続期間は一般的に半年程度が目安とされていますが、年齢や健康状態などの個人差によって変動します。
最新のワクチン接種では、変異株への対応も考慮されており、ご自身の状況に合わせて接種を検討することが大切です。
正確な情報に基づき、適切な予防策を講じることが、健やかな毎日を送る上で重要となるでしょう。
公衆衛生機関や専門家が発信する最新情報を常に確認し、自身の健康状態、地域のアウトブレイク状況、そしてワクチンの種類や有効性に関する最新知見を総合的に考慮して、接種の判断を行うことが推奨されます。
これにより、自身と周囲の人々の健康を守り、社会全体の安全に貢献していくことができます。
